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入院53日目
今日は採血、レントゲン、CT。

採血の結果CRPは0.6。まだ、抗生剤の効き目が数字で出てくるには早いのでもう少し様子をみましょうと馬場先生に言われる。

薫の体重がここ数日増えている。運動不足もあるかなぁ?
たくさん食べるようになったからかもしれないけど、ちょっと心配。

朝の洗浄消毒のあと、塩川先生より「具合が良くないのは骨を止めている糸の付近のようなので、CTの結果を見て、今晩糸を抜くかもしれません。そうすることで急によくなるかもしれません。やはり異物があることで炎症を起こしていたのかもしれません」と言われる。

昼ご飯前にCT。放射線科の先生に診てもらってどうするか決めるとのこと。

夕方、糸を取るかもしれないのでご飯を食べないで待っていてくれと言われる。
7時前にやはり今日、糸を取ると言われ7時半頃から処置を始める。
しばらくして、大声で泣きわめく声が聞こえ始める。「ぎゃーーー痛い、やめて、もうしないで」聞いていてとてもつらかった。涙が出てきた。
でも、馬場先生がずっと声をかけてくださっていたことがありがたいなぁと思った。
終わって処置室の中に入ると、引き続き泣きわめいている。かなり多くの鎮静剤を投与したが、眠ることはなく、逆にその副作用で興奮しているらしい。
出血も多く、あとで止血剤を投与するとのこと。
取ったのは結び目の糸5mmくらいだけで、馬場先生が見せてくださった。奥の糸は取らなかった(取れなかった?)が、今後の経過次第でどうなるかわからないとのこと。
薬が効いていると聞いて、薫に痛みに自覚があったかどうか知りたくて「痛かったのですか?」と聞くと「痛かったと思います」と言われた。

車いすにのって部屋に戻る。
テレビが見たいというのでつけるが、二重に見えるらしく、片目を塞いでくれと言う。薬が効いているようだ。
9時になって水分を取り、りゅうくんママのゲームの音にひかれるようにお隣のベッドに自力で歩いていく。何事もなかったようにしているが、まだかなり薬は効いているはず。
9時半になって晩ご飯を食べる。結構食べることができた。
ご飯のあと、りゅうくんママとひでとママが話しているのに混ざりに行き、いろいろ話をしていた。薬のせいか饒舌になっている。
10時過ぎ、ベッドに横になるとすぐに眠った。

処置のことは、一切覚えていないらしい。
「処置室に入って、馬場先生に『遅せーよ』って言ってベッドに横になって、イソジンを・・・そのあと覚えていないんだよね。なんでだろ」
部屋に戻って見たテレビのこともほとんど覚えていないらしい。
トイレに行く廊下で「でも、よかった覚えていなくって。だって痛いの覚えていたら嫌だもん」と言う。
覚えていなくてほんとうによかった思う。あんなにつらそうな声を聞いたのは初めてかな。中耳炎の処置の時よりすごかった。
くーちゃんママや師長さんが廊下に来てくれて「おかあさんもつらいね」と声をかけてくれた。師長さんは「おかあさんは部屋にいてもらった方がよかったですね」と言われたが「つらい時だからこそ、そばにいてやりたいから」と言うとうなずいていた。

かずよ先生が来てくださる。今日は夜に仕事が入っているので顔を見に来たとのこと。
「告知」のことについては校長がちゃんと対処すると伝えてくれた。
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by kazekaoru_y | 2005-10-31 00:00
入院52日目
穏やかな日曜日。

馬場先生がエコーをしてくださる。
心臓は全く問題がないとのこと。
水もたまっていないし、弁逆流もないとのこと。

ひでとくんと物干し場でシャボン玉をする。
外はやっぱり少し寒い。
でも、なんだか外の空気を吸って気持ちよかった。

わかだんが注文しておいたコーヒーを持ってきてくれる。
豆のままなのでもっとおいしいコーヒーが飲めるぞ。
明日いつみちゃんが退院するので、今日は4人で最後のコーヒータイム。
部屋中いい香り。なんだかほっとする。

薫はまたまた寂しいようだが、まりちゃんのときとちょっと反応が違うような・・・。
ライバルのりゅうくんがいるせいか、ムキになっているみたい。
でも、いつみちゃんとうれしそうに手をつないで歩く様子は微笑ましい。
興奮して、みんななかなか眠れない。

昨日から体調が思わしくない。
食べられないのと、おなかの調子が良くなく気分が悪い。
時々めまいがする。
まだまだ倒れるわけにはいかない。
しっかりしなくちゃ。
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by kazekaoru_y | 2005-10-30 00:00
入院51日目
昨夜、馬場先生が「話があるのでご主人に来てもらえますか」と言わればおちゃんに連絡。
午前中、鶴原先生から詳しい話をしていただく。
術後の経過と現状、問題点。そして、今後の方針など。
薫のような経過を辿っているのは初めてなので、どの数値までみていけばいいのかが全くわからないというのが本当のところらしい。
CRP0.3なら一般的には大丈夫らしいが、薫の場合にはだめだったので、術前の値に近づくまで抗生剤と洗浄消毒を続け、徹底的にバイ菌をやっつけるつもりだと言っておられた。
バイ菌の数がが限りなくゼロに近くなっても傷の状態が良くないようなら、骨を結んでいる糸を抜くとのこと。
すぐにその糸を抜くことで、劇的に改善するかもしれないが、今はバイ菌が骨の後ろに回る可能性がありそのことの方が怖いのでしないとのこと。
また、視覚的に炎症の状態をみるためにCTを撮るとのこと。
今後も処置など治療についてと検査結果については逐一報告し、質問にも答えていくので遠慮なく聞いてもらいたいとのこと。
とにかく、鶴原先生が「徹底的にやるんだ」という姿勢を積極的に見せてくださりありがたかった。
「わたしにできることは?」という問いに対しては「精神的なケアを」と言われた。先生も薫のストレスのことをよく考えてくださっているらしい。それから、しっかり食事を摂らせてほしいと言われた。このことは、薫にもよく話してがんばってくださいと言われた。

夕食後、時間をとって薫と話す。
とにかく自分にできることをしようと話す。
ご飯をしっかり食べること。
早く治して元気になるんだという気力をしっかり持つこと。
今の状態についてもわかる範囲で話しておいた。
そして、部屋のお友だちも来週には退院していくことも話した。
今は楽しいけれど、つらいこともあるんだと話した。
薫はわかってくれたと思う。

正直言って、とてもつらい。なにものかに押しつぶされそうになる。
ご飯もあまり食べられない。
看護師の金子さんに話して少し楽になった。話を聞いてくださることがとてもうれしい。

たいがママがたいがくんとけんちゃんを連れてきてくださった。
久しぶりに会って、薫は照れていたようだがうれしそうに遊んでいた。

夜、いつみちゃんを巡って激しいバトルがあった。
りゅうくんといつみちゃんがラブラブなのを見てやきもちを妬いた薫。
プレゼント攻撃をしたりいつみちゃんの絵を描いたりと見ていてとてもおもしろかった。
その後、全員で歯磨き。ほんとキャンプに来ているみたいだ。

消灯後、また光るボールと光る笛(今日、薫がゲット)で大騒ぎ。
みんなテンションが高いが、薫は一段と高い。
つらい気持ちを吹き飛ばそうとしているようだ。
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by kazekaoru_y | 2005-10-29 16:14
ぼくとばいてんくん
 ぼくは、いま、にゅういんしています。ぼくのへやは、ぼくをいれて四人です。
 あるひ、となりのベッドのおともだちが、びょういんのばいてんで犬のぬいぐるみをもらってきました。そのぬいぐるみに、ぼくのおかあさんが「ばいてんくん」というなまえをつけました。
 おかあさんは、いつもばいてんくんをもっておもしろいこえで、
「おいら、ばいてんくん。よろしくね」
といっています。そしたらみんなわらいます。
 なんにちかたって、となりのおともだちがたいいんすることになりました。そして、ぼくに「ばいてんくん」をくれました。ぼくはうれしかったです。
 それから、あたらしくにゅういんしてきたおともだちに、おかあさんが、
「おいら、ばいてんくん。よろしくね。」
というと、みんなわらって、おともだちになってくれます。
 いまでは、びょういんのなかをいっしょにさんぽしています。ぼくと「ばいてんくん」はともだちです。
 ばいてんくん、いつもいっしょにいてくれて、ぼくはたのしいです。ありがとう。はやくいえにかえろうね。
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by kazekaoru_y | 2005-10-29 14:34
入院50日目
朝の処置、なかなか出て来ないと思ったら、浸出液が結構あったらしく再び洗浄消毒することになったとのこと。
1日2回、日曜日まで続けることと、抗生剤の点滴を再開することを告げられた。
処置が痛かったのと、また治療が元に戻ったことでショックだったらしく、泣いていた。私もこらえきれず涙が出てきた。
看護師さんが「しばらくここにいていいですよ」と言ってくださり、ゆうきママも勇気づけてくれた。ありがたかった。

お風呂はゆうきママに入れてもらう。
気持ち良さそうだった。

まりちゃんから手紙が届く。
受け取ったときの薫の顔と言ったら・・・。
お母さんからの手紙もあり、大喜びで読んでいた。
はりきって、返事を書いた薫であった。

あいかわらずみんなでアイロンビーズにはまっている。
おとなもこどももみんなで和気あいあい。
ひでとママに「KAORU」を作ってもらい大喜び。
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優しい空気が病室に広がっている。
八浪先生に「幸せのトンボです」と言って、薫ブランドのトンボを渡すと「ぼくも幸せになれるだろうか?」と笑ってもらってくださった。なんだか八浪先生のやさしい一面をみることができてうれしかった。

夕方、廊下で中村先生が「傷の具合はどうですか。長くなってしまって申し訳なくて・・・」と言ってくださった。
担当外の患者に対しても気を配ってくださってありがたく涙が出てきた。

夕食前に消毒洗浄。
処置室の中は、馬場先生と中村さんとなにやら楽しそうだった。

今夜も、後藤先生が来てくださった。処置が増えて、点滴が再開になったことを薫がきつく思っていないかと心配してくださった。

食事をしっかり摂るようにとずっと言われていたが、なかなか食べられない薫。
今夜はエビフライ。大嫌いなタルタルソースがたっぷりかかった大きなエビに、泣きべそをかく薫。
そこへ、りゅうのすけママが助け舟を出してくれた。
「薫くんケチャップで食べてみたら?」
すると、食べてみると言い、タルタルソースを取ってケチャップをかけると・・・
食べる食べる、2尾ともぺろりと食べてしまった。
友達の力ってすごい。他のおかずも少しずつ食べることができた。
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by kazekaoru_y | 2005-10-28 00:00
入院49日目
今日は採血。

朝の処置で薫デザインのトンボのアイロンビーズを塩川先生と鶴原先生と馬場先生にプレゼントする。
昨夜、プレゼントした後藤先生は名札にくっつけてくださっていた。うれしいなぁ。

傷の方はもう少しつながっていないところがあるとのこと。
もう少しですねと塩川先生に言われる。

アイロンビーズが流行中。
薫ブランドのトンボを看護師さんや看護学生さんたちにもプレゼント。学生さんたちは興味津々で「作らせてくださーい」とやってきた。いい暇つぶしになっている。

夜、馬場先生が血液検査の結果を知らせにきてくださる。
CRPが0.4に上がっているとのこと。少しなので様子をみましょうとのこと。
後藤先生も来られ、普通の病気などならいいのだけど、傷の場合は気をつけないといけないとのこと。今後の血液検査の結果を見て先のことも考えましょうとのこと。
乾燥のせいか唇の下をなめてあれている。後藤先生に診てもらい薬(プロペト)を出してもらう。

今日もみんなで大騒ぎ、ここちゃんのお兄ちゃんも加わって、プレイルームは保育園状態。ピタゴラスイッチのアルゴリズム行進をみんなでやっていた。
「あまりにもみんなで遊ぶのが楽しくて、帰りたくないだろ?」と聞くと、
「うん、ほんとは帰りたい。でもネットサーフィンができるのなら帰りたくない」と言う。

消灯後、りゅうくんが面白いものを見せてくれた。
夜店で買った、叩くとピカピカ光るボールをパジャマのズボンの中に入れて、
「ちんこのたまが、ひかってるー。みんなもひかってるー。・・・」
と歌い、光るのが止まるとズボンの上からボールを叩いて、再び、
「ひかってるー・・・」とやっていた。
みんな大笑い、涙が出ておなかが痛くなるくらい笑った。
あとで、薫が言った。「まりちゃんもいればよかったのにね。だってまりちゃん、光り物に弱いんでしょ」・・・ちょっと意味が違うだろうって!
とにかく男4人女1人でとても楽しい病室?だ。
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by kazekaoru_y | 2005-10-27 00:00
入院48日目
点滴がとれてからというもの、元気すぎて見ているのが疲れる。
どこが病人なんだって感じ。
部屋の中も患者が5人、元気者が多く騒々しい。
見舞客も長い時間いて結構騒いでいくのでちょっと参る。
しばらく静かなところでゆっくりしたい気がする。

午前中お風呂に入り、点滴をしていた方の手を洗うと、垢がぼろぼろ出てきた。
午後からは看護学生に髪を洗ってもらう。
顔と胸以外は洗うことができるので、ずいぶん気持ちよくなったろうと思う。

夜、プレイルームで「くじらぐも」の音読をしてみんなに聞いてもらう。いつもより大きな声で上手に読めたみたい。
そのあと、みんなで大騒ぎ。みんな病人なんだけどなぁ。
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by kazekaoru_y | 2005-10-26 00:00
入院47日目
朝の処置のあと、点滴の管を完全に外して久しぶりにフリーになる。
傷の様子はとてもよく、汁も出ていないようなので大丈夫だろうとのこと。
このまましばらく様子を見てよいようなら、来週退院できるかもしれないとのこと。
半分くらい期待して待っていてくださいと言われた。

朝から薫の様子がずっとおかしい。
まりちゃんがいなくなることがショックで、何もできない様子。
勉強もできず「まりちゃんと遊んでいていいよ」と言うと、うれしそうに遊んでいた。
昼前、まりちゃんを玄関まで送る。最後までふたりとも名残惜しそうだった。
部屋に戻ると、お引っ越しの真っ最中。
りゅうくんといっちゃんが戻ってきた。
急にご機嫌になる薫。げんきんなものだ。

午後、まーが寄ってくださる。とこねーちゃんが授乳中とのことで先に来てくださったそうだ。

きょうちゃんが外来受診日で、上まで上がってきてくれる。
今度は8日だそうで、その日までには退院できているといいねと話した。

さとるママが来てくださる。ずっと心配してくださって、ブログも読んでくださっている。ありがたいあなぁ。それに心強い。
「元気になったらアップルストアに行こうね」と約束した。

夜、かずよ先生が来てくださり、大きな絵本を読んでくださった。
部屋のみんなも喜んで聞いていた。
絵も完成させた。1年生であんなにも立派な絵が描けるものかと感心した。
先生の力というのはすばらしい。
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by kazekaoru_y | 2005-10-25 00:00
入院46日目
今日は採血とレントゲン。

血液検査の結果、CRPが0.30で正常値ぎりぎりとのこと。抗生剤は今日いっぱいでやめて、2、3日様子をみるとのこと。
菌培養もすべての検査で菌が出ていないので、もう大丈夫だろうとのこと。
退院が見えてきたぞ。
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町内の子ども会からバス旅行に行ったときのお土産と、お見舞いをいただく。
同じクラスのひなこちゃんのママが届けてくださる。

まりちゃんが明日退院することになった。
うれしいことなのだけれど、薫は半べそをかき、ショックで昼ご飯が食べられなくなった。
やっと飲んだ牛乳が鼻から出てくるくらい落ち込んでいる。
「明日から気力がなくなるかも」なんて言っている。困ったもんだ。 
まりちゃんと結婚したいみたいなことも言っている。
そのくらいまりちゃんと気が合って、楽しく遊べて、いい時間を過ごすことができたのだろうなと思う。
そういえば、数日前、去年の「わらしべ王子」のビデオを見ていたとき「これ、まりちゃんも出た」と言っていた。なんという偶然。

夜10時の点滴でとりあえず終了。ほっとする。

育成医療の審査が終わり、育成医療券が発行されたので、9月分の請求があった。
負担金は26,210円。
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by kazekaoru_y | 2005-10-24 00:00
入院45日目
朝の洗浄消毒で、塩川先生が傷の様子を見て「傷を洗うのはもうやめましょう」と言われた。状態が良くなっているとのこと。
あとで、馬場先生が部屋に来られ「傷は綿棒を無理矢理入れないといけないくらいになっており、多分このままにしておけば、膿がまたできたりしない限り大丈夫で、傷がくっつくと思います。あとは1日1回の傷の消毒だけで様子を見ましょう。今週末にははっきりするでしょう。退院もうまく行けば今月中にできるかもしれません。点滴もメインを外して、抗生剤を入れるときだけ管をつなぐようにします。これで動きやすくなるでしょう。」と言われた。

今日もまりちゃんとアイロンビーズをする。
ビーズの数が少なくなってきたので、ばおちゃんに買いに行ってもらう。
なんと26000ピース入りを買ってきた。
薫は看護師の塩屋さんにあげるんだとはりきって作っていた。
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by kazekaoru_y | 2005-10-23 00:00