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再々入院 1日目
9時半、入院。
すぐに採血と点滴のライン確保。
今日も苦戦。なかなか入らず、2度目にやっと入る。
でも、手の甲で固定されてしまったので、ゲームができない。
レントゲンも撮る。

鶴原先生から話を聞く。
胸部皮下デブリードメント術。胸部創傷治癒不良のための手術であること。
可能性としては感染の残存、胸骨の一部が死んで異物と化してしまっているかもしれないこと、糸などの異物があることなどが考えられるが、多分菌はもういないだろうとのこと。
心配なこととしては、また、同じようにうまく創部が治らないことがあると言われた。
抜糸は2週間ぐらいしてから行うとのこと。

12時から抗生剤の点滴開始。
メロペンとゲンタシン。
14時眠くなる薬を入れ、14時半手術室入室。

17時15分、終わったとの知らせで迎えに行く。
鶴原先生より話があり、骨が少しずれたようになっており、そこを特殊な機械で削ると糸が出てきたとのこと。
丁度膨らんでいるところの真下にあったとのこと。
これでなんとかうまくいってくれるといいんだけどって感じ。
でも、原因らしきものがわかってほっとした。
先生もうれしそうに話してくださり、気持ちがとても楽になった。
ありがたい。

術後の抗生剤ということで、18時よりメロペンとゲンタシンを投与。
後は同じ抗生剤を1日3回投与するとのこと。睡眠時間を考慮して時間を適当にずらしてもかまわないとのこと。
丁度準夜勤の看護師さんが高岡さんなので、前回と同じように9時、15時、21時でお願いしよう。

夕方になって佐多先生が顔を見せてくださる。

せい子先生から電話がある。
2時頃、クラスメイトが自分たちから応援を始めてくれたとのこと。
うれしいなぁ。

夜、鶴原先生が来てくださる。
「思ったより早く退院できるかもしれませんね。敵の巣窟を取ったからね。いい結果が得られるんじゃないでしょうか。徹底的にダメ押しをしてやっつけたいですね。抗生剤も1種類でいけるかもしれません」ととてもうれしそうに話してくださった。
あと2、3日はメインの点滴を外さずにしておくとのこと。
その後は、また以前のようにヘパロックしてみていきましょうと言われる。

後藤先生が来てくださる。
「今回はよかったみたいですね。話を聞いてみたらずいぶんうれしそうに話されてました」と言われてた。
久しぶりにもしもししてくださった。
が、薫はほとんど表情を変えず。まだ、麻酔が効いているのかなぁ。

21時、水分を摂り大丈夫なようなので、プリンを食べる。
少し元気が出たようだ。
「なおとママ明日来るね」とうれしそうに話す。いつも、誰よりもなおとママが来ることを楽しみにしている薫である。

眠くなる薬を入れる前におしっこをしてからずっと出していない。
結局、そのまま眠ってしまった。大丈夫かなぁ。


こんなにすっきりした気持ちで手術の日を終えられるのは初めてだ。
鶴原先生だけでなく、看護師さんたちもとても喜んでくれている。
何よりもあの鶴原先生の笑顔がいちばんうれしい。
手術が終わって病棟に上がってきてすぐ、準夜勤の看護師は誰かと聞いて、いろいろな報告と指示をされたそうだ。
馬場先生にも知らせたいなぁと思う。きっと喜んでくださると思う。
今日は早く眠れるかな。
再々入院 1日目_e0032159_17241716.jpg

by kazekaoru_y | 2006-06-05 23:12
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